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動力炉・核燃料開発事業団
PNC TN9360 95-002, 98 Pages, 1995/11
本報告書は、第29サイクルの照射試験終了に伴い運転実績、照射実績、30サイクル照射予測等の各種データについて関係者への周知、活用を図ることを目的にまとめたものである。なお、29サイクルでのおもな照射試験は以下のとおりである。・「もんじゅ」燃料ピン照射試験、改良オーステナイト被覆燃料ピン照射試験、太径燃料ピン照射試験、フェライト鋼被覆燃料照射試験、太径中空燃料ピン照射試験、炭・窒化物燃料照射試験(以上B9)・制御棒設計基準策定(AMIR-6)・新型吸収材照射(AMIR-7)・「もんじゅ」被覆管材料照射(CMIR-5)・大学連合からの受託照射(SMIR)・「もんじゅ」サーベイランスバックアップ試験(SMIR)・実証炉炉心候補材料の高精度照射特性把握(MARICO-1)・実証炉構造材料強度基準策定(EXIR-1)また、29サイクルでの炉心燃料最高燃焼度(ピン最高)はPFD404の71,800(MWd/t)であり、MK-IIでの炉心燃料最高燃焼度(ピン最高)はPFD404の71,800(MWd/t)である。
鷲谷 忠博; 荻野 英樹; 鍛治 直也; 宮本 泰明; 川野 昌平*
no journal, ,
福島第一原子力発電所の廃炉に向けた燃料デブリの特性把握プロジェクトについて、全体概要を報告する。
鷲谷 忠博
no journal, ,
日本原子力研究開発機構では国際廃炉研究開発機構のメンバーとして燃料デブリの性情把握に関する研究を進めている。本研究では模擬デブリや米国スリーマイル島原子力発電所(TMI-2)事故のデブリサンプル等を用いた実験的な検討に加えて、シビアアクシデント研究や過去の事故情報、炉内状況把握プロジェクトによる炉内状況のシミュレーション結果等を参考として、福島第一原子力発電所の燃料デブリの特性を推定している。本報では国際廃炉研究開発機構として本活動の概要を報告する。